

高い寝具、高い枕が「イイ」のは分かるけど、本当に睡眠の質が高まってるのかって分かりづらい。検証している人、いないかな?
このブログでは、そんなお悩みを解決・解消してもらうために書きました。
記事のPOINT
・2つの枕を使用し「睡眠データ」を比較しています。
・高い枕の使用で、就寝時の○○が改善していることが分かりました。
それでは、最後までお付き合いください\(^o^)
3千円の低反発 vs 3万円のオーダーメイド
まず始めに。今回使用した枕は以下の2つになります。
▼ 低反発まくらメディカルライフピロー(約3千円)と、

▼ オーダーメイド枕で有名なじぶんまくら(約3万円)です。

値段としては10倍もの差があります。
ちなみに、データ計測をする前、個人的感覚の変化は2つありました。
・スヌーズ機能を使わずとも、スッキリ目が覚めるようになった
・日中に複数回おそわれる「眠気」が少なくなった
しかし、これはまだ「高い枕で寝てるから」という気持ちが作用したのかもしれない……信用性が薄いです。
そこで!
今回は「Sleep Meister」というアプリを使って、客観的に「まくらの効果」を分析しています。


(留意)メディカルライフピローは検証前から使っていたものなので、多少なりとも経年劣化がある旨ご了承ください。
測定結果

今回はそれぞれ1週間ずつ計測していますが、平均的なデータを2日分ずつ公開します。
特に気になるポイントは黄色い枠で囲っているので、注目してご覧ください!
メディカルライフピロー


まず、画像上部にあるグラフは「眠りの深さ」を示しています。
そもそも睡眠は約90分サイクルで「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を繰り返しているので、上下していること自体は悪いことではありません。

ここではまだ、この枕での眠りがイイのか、悪いのか、全然わかりませんね!笑
※注意:入眠潜時(せんじ)が早すぎる場合は睡眠障害を伴う場合もあるため、早ければ良いというわけではありません。
では次に「じぶんまくら」での測定結果を見てみましょう。
じぶんまくら


いかがでしょうか??
睡眠効率や、快眠スコアなど、細かい箇所にはあまり変化がありませんでしたが、グラフを比べてみると、大きな差が見られます!
グラフを比較してみた
では、大きな差が見られた「グラフの部分」だけの比較です。(上2つがメディカルライフピロー、下2つがじぶんまくら)

このように、どちらの枕も「入眠から30分〜1時間ほど」で深い眠りに向かってグラフが落ちていきますが、じぶんまくらでの睡眠は、圧倒的に早く「深い」眠りについていることが分かりました。
つまり、今回の比較で
「就寝時の寝付き」が改善している
ということが、実証されています!

睡眠の質を上げたかった僕にとって、嬉しい結果となりました。でもアプリ上の「快眠スコア」に差はありませんので、僕の見解はあくまで参考までに。
睡眠における「最初の90分」
“睡眠の質は何で左右されるか?” 睡眠の質は、眠り始めの90分で大きく左右されます。その最初の90分をいかに深く眠るかが重要なポイントです。
SleepediA「最高の睡眠メソッド10ヶ条まとめ」( https://sleepedia.jp/sleep-method-all/#i-2 )
これは「スタンフォード式 最高の睡眠」の著者、西野 精治先生が監修した記事の引用です。
そして先生はさらに、この90分のことを「黄金の90分」とも言い表しています。

それだけ大切な90分…枕1つで改善できたのだから、僕は良い買い物をしたのカモ!?
まとめ
さて、言わずもがなですが「睡眠の質」を向上したいとなれば「生活習慣の見直し」が最善なのは間違いないでしょう。
しかし、なかなか生活習慣を変えられない方こそ、まず「イイ枕」という”形”から始めてみるのもアリではないでしょうか?
今回は「じぶんまくら」での検証でしたが、他にも様々な枕があります。
買い替えを検討されている方は、以下の記事も参考にしてください。
それでは、良い睡眠を(_ _)zzz